ウェディングドレスはなぜ白いのか

SSP

2010年04月18日 09:36



私が、最初にウェディングの仕事を始めたときは、衣装部門にいました。
ウェディングドレス、カラードレス、和装等のレンタルのお店のスタッフでした。

そして、そこのお店がレストランウェディングを始めるにあたって、
安部トシ子先生の研修を受けさせていただきました。

当時、ウェディングドレスは白いものと、何の疑いも持たずに思っていました。
安部先生の研修の中で、『純白のドレス』がいつごろ誕生したかを学びました。

以下、大分合同新聞のコラムより抜粋。安部先生がかかれたものです。
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「ウェディングドレスの歴史の中で白いドレスになったのは、わずか160年前の事。
 生みの親は、英国のヴィクトリア女王です。
 1840年2月11日、即位3年目のヴィクトリア女王は、現ドイツの小国の王子アルバート公と
 結婚しました。
 
 女王が選んだ花嫁衣裳は、白いドレス、白いレースのベール、白い花のヘッドドレスとブーケ。
 これは、宝石や刺しゅうをたっぷり施したローブをまとい、頭上にはクラウンという、豪華で
 威圧的な衣装が普通だった王族としては、質素に見える装いでした。
 (実際には、200人の女性が8ヶ月も費やしたレースなど最高の素材を使っているのですが)。」
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読んでいただくとわかるように、ウェディングドレスの歴史の中で白いドレスになったのは、
わずか160年前からの事です。
なぜ、ヴィクトリア女王のコーディネートが、その後のスタンダードになったのか・・・等、
この話は続きます。続きは、また改めます。

こうやって、ウェディングにまつわるいろいろな事を知り、理解していくと、
『結婚』とは、とてもとても奥が深く、素敵で面白いと思います。

画像の本は、図書館でたまたまみつけました。
大好きな安部先生の研修を懐かしく思い出しました。



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